おいしい緑茶の条件とは? 着目するのは4つの構成要素

日本茶専門店Tea craft worksの清田です。

 

普段から日本茶飲んでますか。食事の時は必ず飲むという人も、たまにはいつもよりおいしい緑茶を飲みたいと思うはず。

でもどんな緑茶がおいしいお茶かわからない人が多いと思います。今回はおいしい緑茶の条件を紹介します。

 

おいしいお茶は人それぞれ

お茶はコーヒーなどと同じ嗜好品です。おいしいの基準は人それぞれ違います。

緑茶も様々な味が複雑に重なって一つの味となります。

今回は緑茶をあまり味わったことがない人でもわかりやすい、4つの味の構成要素に着目して紹介します。

 

緑茶の味の4つの構成要素

それはずばり

  • 旨味
  • 渋味
  • 甘味
  • コク

この4つです。

一般的には標準の淹れ方をしたときにバランスよく味が出るのが良いお茶とされています。特に旨味は上級煎茶でないと出にくいと言われます。

Tea craft worksの日本茶の淹れ方はこちら

Tea craft worksの日本茶の淹れ方
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この4つに注意しながら飲んでみて、その後自分の好きな味が出るように淹れ方や茶葉を変えてみましょう。

では、それぞれどのようにすれば味が濃くなるか、構成要素ごとに見てみましょう。

 

旨味

日本茶のうまみはお茶独自の「テアニン」というアミノ酸によるものです。旨味は低温で淹れたほうが出やすいと言われます。旨味を濃くするためには標準より少し低温で淹れてみましょう。

因みに「テアニン」は(Theanine)と書きます。

テアニンはお茶に含まれるアミノ酸であることから、茶の旧学名“Thea sinensis”にちなんで“Theanine(テアニン)”と命名されたといわれている。

引用:Wikipedia

独自のアミノ酸持っているなんてすごい!

 

渋味

日本茶の渋味は「タンニン」によるものです。渋味は高温で淹れたほうが出やすくなります。沸かしたお湯をそのまま使うと渋いお茶になるのはこのためですね。

 

甘味

甘味は生育条件で変化するのか、産地や農家によって様々です。

一般的に九州の日本茶は甘く淹れられます。農家さんによっても違うのでシングルオリジンをいろいろ試すのもいいです。

 

コク

味の濃さというよりも味の深さといったほうが正しいかもしれません。上級煎茶のほうがコクは出やすいです。

また、経験則ですが九州のお茶もコクが出やすく感じます。

 

まとめ

日本茶は様々な味が複雑に絡まっておいしさを作ります。はじめは上記の4つの味の構成要素に着目して何回も淹れて、自分のベストなおいしいお茶を目指してください。

 

Tea craft worksの日本茶は九州・嬉野産。甘味やコクが出ておいしくいただけますよ。

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